本日、初回体験で、右腰部脊柱管狭窄症の方が施術を受けにいらっしゃいました。
症状としては、歩いている時や立っていると右のお尻~太ももにかけての痛みがメインでした。
評価していくと、姿勢に問題があり、右側はかなり硬い状態で、話を聞いていくと、運転していると右側が向きにくいとのことでした。
右が過剰に固定していることと、左側はむしろ筋肉の働きが弱い状態で左右のアンバランスが目立っていました。
姿勢調整中心の施術をして、痛みのあるお尻には触る必要なく痛みは軽減し、右へ向くことも楽になっていました。
自主訓練をお伝えして、左右のアンバランスがなくなれば、わざわざ通う必要はなさそうですとお伝えしました。
腰部脊柱管狭窄症とは?原因・症状・リハビリまで徹底解説
**腰部脊柱管狭窄症**とは、背骨の中にある神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることでさまざまな症状が現れる疾患です。特に中高年に多く、加齢に伴う変化が大きく関係しています。
脊柱管って何?
背骨(脊椎)の中には、脳から続く神経の束(脊髄や神経根)が通るトンネルのような空間があります。これが「脊柱管」です。このスペースが何らかの原因で狭くなると、神経が圧迫されて症状が出てきます。
主な原因
腰部脊柱管狭窄症の多くは、以下のような加齢変化が関係しています。
- ・椎間板の変性・膨隆
- ・骨の変形(骨棘:こつきょく)
- ・靭帯の肥厚(ひこう:通常よりも厚くなること)
- ・背骨のズレ(すべり症)
これらが複合的に重なり、神経の通り道を狭くしてしまいます。

特徴的な症状
① 間欠性跛行(かんけつせいはこう)
腰部脊柱管狭窄症の最も特徴的な症状です。
- ・歩くと足がしびれる・痛くなる
- ・少し休むとまた歩ける
この「歩ける→休む→また歩ける」という繰り返しが特徴です。
② 下肢のしびれ・痛み
- ・お尻〜太もも〜ふくらはぎにかけてのしびれ
- ・片足だけのことも、両足のこともある
③ 前かがみで楽になる
- ・自転車は乗れる
- ・カートを押すと歩きやすい
これは前かがみ姿勢で脊柱管が広がり、神経の圧迫が軽減されるためです。
放置するとどうなる?
進行すると…
- ・長い距離が歩けなくなる
- ・日常生活の活動量が低下
- ・筋力低下や転倒リスク増加
さらに重症になると、排尿・排便障害が出ることもあり、この場合は早急な医療対応が必要です。
治療方法
① 保存療法(まずはここから)
多くの方は手術をせずに改善を目指します。
- ・薬物療法(痛み止め、血流改善薬)
- ・神経ブロック注射
- ・リハビリテーション
② 手術療法
以下の場合に検討されます。
- ・症状が強く日常生活に支障がある
- ・保存療法で改善しない
- ・排尿・排便障害がある
代表的な手術は「除圧術」や「固定術」です。
リハビリの重要性
腰部脊柱管狭窄症において、リハビリは非常に重要です。単に筋力をつけるだけでなく、「症状が出にくい体の使い方」を学ぶことがポイントです。
リハビリの目的
- ・神経への負担を減らす
- ・姿勢の改善
- ・歩行能力の向上
- ・再発予防
具体的なアプローチ
① 姿勢改善
- ・反り腰を軽減
- ・骨盤・体幹の安定性向上
② 柔軟性の向上
- ・股関節・背骨の動きを改善
③ 体幹トレーニング
- ・インナーマッスルの活性化
④ 歩き方の指導
- ・症状が出にくい歩行パターンを習得
自費リハビリの価値
保存療法の場合、経過が長くなる傾向にあるため時間や回数に制限があることが多く、「十分な介入が受けられない」という声も少なくありません。
そこで注目されているのが自費リハビリです。
自費リハのメリット
- ・一人ひとりに合わせた完全オーダーメイド
- ・時間をかけた丁寧な評価
- ・生活に直結した具体的アプローチ
特に腰部脊柱管狭窄症のように「日常動作の質」が重要な疾患では、大きな効果が期待できます。
よくある誤解
「もう歳だから仕方ない」
→ これは大きな誤解です。
確かに加齢は原因の一つですが、適切なリハビリによって
- ・歩ける距離が伸びる
- ・痛みが軽減する
- ・生活の質が向上する
といった改善は十分に可能です。
まとめ
腰部脊柱管狭窄症は、
- ・加齢による変化が主な原因
- ・「間欠性跛行」が特徴的
- ・リハビリによる改善が期待できる
という疾患です。
特に重要なのは、「痛みを我慢する」のではなく、正しく体を使うことです。
最後に
もしあなたやご家族が
- ・最近歩くと足がしびれる
- ・休むと楽になる
- ・長く歩けなくなってきた
と感じているなら、それは腰部脊柱管狭窄症のサインかもしれません。
早めの評価と適切なリハビリが、将来の「歩ける生活」を守ります。
痺れがあっても、いろんな病気が隠れていることがあるため、まずは整形外科を受診しましょう!
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